対象疾患・当科の診療方針

膠原病リウマチ内科

グルココルチコイド(ステロイド薬)ゼロの膠原病リウマチ診療を実践しています!

 当科には常時15名以上のリウマチ専門医が在籍し、医学的根拠と問題点に立脚した診療の実践を心掛けています。特に、膠原病疾患・リウマチ性疾患の治療ではグルココルチコイド(副腎皮質ステロイド)をできる限り使用しない診療を実践しています。そのために、日々アップデートされる最先端の医療の提供を心がけ、分子標的治療薬を安全かつ効果的に使用するため、その使用にはすべての症例に対して医師全員でカンファレンスを行い検討しています。
 実際に、当科では自己免疫疾患に対する分子標的治療薬(生物学的製剤やJAK阻害薬)の使用実績は延べ5500例を超えています。我々は、これらの分子標的治療薬を安全かつ効果的に開始するため、3泊4日のクリニカルパス入院を行っています。悪性腫瘍や感染症などの危険因子がないか入院下で全身をスクリーニングした上で患者さんと相談して使用を最終決定しています。医師、看護師、薬剤師など多職種間で連携し、自己注射手技や副作用対策についてもきめ細やかな指導を行います。退院後も本院や関連病院の外来で定期的なモニタリングを徹底し、副作用が出ても速やかに対応、治療できる体制を構築しています。

 当科では膠原病疾患・リウマチ性疾患以外にもアレルギー疾患、HIV感染症などの感染症疾患を担当します。また、北九州市とその周辺地域の誰もが普通に暮らし、仕事をしながら最先端医療を受けることができるようにとの思いから、当科の専門医が連携病院に出向いて行う膠原病・リウマチ出張外来にも力を入れています。通常診療は連携病院で行い、大学での診療が必要になった場合には速やかに大学に紹介し適切な治療を行い、安定した状態になれば再び患者さんのご自宅に近い出張外来で一貫した診療を継続します(関連病院については次頁「外来予定表・関連病院」をご参照ください)。

文責:久保智史

内分泌代謝糖尿病内科

内分泌疾患・代謝性疾患および骨粗鬆症など

 当科は、日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本甲状腺学会の教育認定施設であり、内分泌専門医、糖尿病専門医、甲状腺専門医、骨粗鬆症認定医など、豊富な経験と知識を持ったエキスパートが揃っております。
診断から治療まで、高い専門性が必要な内分泌疾患でも対応いたします!
 内分泌専門外来への定期受診患者数は1000名以上で、甲状腺疾患、原発性アルドステロン症、骨粗鬆症などの頻度の高い疾患から、難病の下垂体・副腎疾患や骨代謝疾患などまれで高い専門性が必要な疾患まで、診断から治療に至るまで外来および入院での幅広い専門的診療を行っています。
糖尿病の血糖、合併症管理を経験豊富な専門医のもと、先進医療を活用しながら行います!

 糖尿病専門外来への定期受診患者数は1800名以上で、2型糖尿病患者が多数を占めますが、1型糖尿病患者も約10%含まれており、内服治療あるいはインスリン治療により患者個々の病態にあった適切な治療を提供しています。また、教育入院を行う一方、重症の糖尿病性慢性合併症を有する患者のケアも他科との協力体制の元にきめ細かく行っています。更に当科の特色として、インスリンポンプ、持続血糖モニタリングなどの先進医療を積極的に行い、患者教育および治療効果判定等に活用することで、良質な血糖コントロール達成を目指しています。

文責:岡田洋右

発刊書籍のご案内

40歳からの女性の医学 関節リウマチ/新しい治療、正しい知識で克服する

著者:田中良哉
産業医科大学医学部第1内科学講座 教授
その他の著書「抗リウマチ薬Q&A」(共著,日本医学出版)等

関節リウマチは、女性と男性の患者数の比率は約4.5対1と圧倒的に女性が多く、なかでも30代から50代の女性に発症することが多いのが特徴です。以前は難病といわれて誤った情報も多い病気でしたが、新薬の登場で治療法が劇的に進歩しています。症状、検査と診断、最新の治療法、治療薬とその副作用、患者さんが受けられる医療、福祉制度などを詳しく解説します。

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