第17回日本IgG4関連疾患学会学術集会 受賞報告
2026年3月7日~8日に開催された「第17回日本IgG4関連疾患学会学術集会」において、優秀演題賞を受賞いたしましたのでご報告申し上げます。
発表演題:「IgG4 関連疾患の長期フォローアップにおける再燃リスク因子の多角的検討―FLOW study―」
IgG4関連疾患 (IgG4-RD)は、血清IgG4高値、全身臓器へのIgG4陽性形質細胞の浸潤、ならびに組織の線維化を特徴とする疾患です。グルココルチコイド (GC)投与に速やかに反応する一方で、減量や中止に伴い高率に再燃することが課題となっております。本研究では、最長5年間の観察期間におけるIgG4-RDの再燃率、再燃に関連する患者背景について検討しました。治療前の臨床所見に加えて末梢血単核球の網羅的フェノタイピング解析を行うことで、病態解明や再燃予測を目指した研究です。今後は、本研究成果の論文化を進めるとともに、病態解明に向けた基礎研究をさらに発展させてまいります。
最後に、中山田真吾教授、田中良哉特別教授、久保智史先生をはじめ、日頃よりご指導いただいております多くの先生方にこの場をお借りして深く感謝を申し上げます。
(第1内科学講座 藤田悠哉)
